活動報告

行政視察へ

区議会福祉保健常任委員会の行政視察へ行ってまいりました。
行程は7/18(火)から7/20(木)までの3日間。
18日の午後、浜松市の「ユニバーサル農業推進事業」について、平成16年に創立された京丸園(株)を訪れました。

これまでのように事業者が単に福祉サービスとして障害者を受け入れるのではなく、福祉や障害者の力を軸に経営における効率化や課題解決への契機とする手法を模索し、双方にとって利益を実現できるビジネスモデルを目指しています。
具体的には農業に付帯する様々な作業を細分化し、園全体の作業効率や品質の向上につなげていました。

翌、19日の午前には大阪府堺市へ「児童相談所の運営等について」現地を訪問。
世田谷区では、東京都から児童相談所の移管を目指し、検討を進めています。
堺市においては平成18年の政令指定都市への移行に伴い、児童相談所が設置された経緯や移管に伴う課題や対応、現状における相談状況や専門職の人材確保など様々な観点から意見交換をおこないました。


午後には、兵庫県神戸市へ移動。「認知症対策について」、市の取り組みを伺いました。

神戸市では、かかりつけ医や認知症サポート医など関連機関が連携し、医療と介護が一体となった認知症対策に取り組んでおり、今年度中の条例制定を目指し準備に取り組んでおられました。特に、外郭団体である神戸医療介護推進財団をその主役を担っています。
世田谷区でも平成32年度中に梅ヶ丘に医療・介護・福祉サービスの複合拠点が整備され、認知症在宅サポートセンター機能が設置される予定ですので、大いに参考になりました。

20日午前中には、広島県へ。
「みんなで子育て応援」について、県商工会議所や中小企業団体連合会などの経済団体とともに「こども未来づくり・ひろしま応援隊」を結成し、地域社会全体で子育てを応援する機運を高めています。
特に、(公財)ひろしまこども夢財団が中心軸として、婚活支援にも力を注いでおり現在約9000人の登録者を有して、2年間で100組のカップルが誕生しているとのことでした。

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