ひろとBlog

液体ミルクが解禁に

 乳幼児液体ミルクの国内での販売が8日から解禁されました。
災害時の活用や育児負担の軽減につなげたい考えで、厚生労働省が新たに規格基準を定めました。

今後は国内メーカーによる商品開発が進むとみられますが、実際に生活現場で流通するまでは「最低でも1年以上はかかる」との見通しです。
 液体ミルクは、乳児に必要な栄養素を加えた液体状の乳製品で、封を開ければすぐに飲ませられるのが特徴です。

これまで海外では普及していますが、国内ではお湯で溶かして冷ます粉ミルクが主流で、これまで販売が認められていませんでした。
厚生労働省の改正省令では、「保存性のある容器に入れ、120度で4分間加熱殺菌する」などの製造基準を設け、「常温を超えない温度」を保存基準としています。

 一方、粉ミルクよりも割高となり飲み残しを放置すれば雑菌が繁殖するという衛生面での課題もあるので、適切な使用方法の周知が今後必要になってきます。

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