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雨にまつわる話 その2・五風十雨

2008年06月30日(月)

 雨にまつわる話・その2ですが・・・・。『五風十雨』という言葉があります。

この言葉は、中国から伝わったことわざで、5日に1度くらい穏やかな風が吹き、10日に1度ほど適当な雨が降るような気候を言うそうです。

このような天気は農作物や農作業、さらに生活全般にも好都合であり、転じて、世の中が天下泰平に過ぎていくという意味にもつかわれるそうです。

水田耕作が始まって以来、天候は農耕に携わる者の第一の関心事であった。

その証拠に古来から使われてきた暦からも知ることができる。

約15日間隔で季節の推移を表す二十四節気、15日をさらに3分割した七十二候などは季節の推移を知るための農事暦として古代から活用されてきた。

立春、啓蟄、春分、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至、小寒、大寒や八十八夜の茶摘み、二百十日の台風など現代に生きているものも多いのです。

こうして天候に対して細心の注意を払いながら農作業を進めても、台風や冷夏、日照りなどによって大きな被害を被るのも常であったのだろう。

 『五風十雨』は農作業を営む人々の切なる願いであったと言えるのではないだろうか。

では、順調な天候という点からみて現代社会はどうだろうか。『五風十雨』からはほど遠い。

エネルギーの大量消費などによって、地球は温暖化し、豪雨や干ばつなどの異常気象が多発している。社会はが都市化するにつれ、自然災害は格段にスケールが大きくなり、その影響は複雑に、かつ広範囲に波及するようになった。

今こそ『五風十雨』の自然を感じ、大切に思う心こそ、21世紀には不可欠であると信じる。

よろしく!

福井地震60周年講演会・シンポジウムへ

2008年06月29日(日)

 28日、北陸地震研究会、福井地域地震研究会主催による福井地震60周年講演会・シンポジウムが福井市フェニックスプラザ(福井県福井市田原)で開催されました。

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もともと建築や都市計画を専門に仕事をしていましたので、災害、特に地震についての政策には強い関心と今、都市災害の減災対策としては何が一番有効なのかを模索していることもあり、昭和23年6月28日に発生した福井県地震の当時の状況や歴史的な災害をいかに教訓に都市が創られてきたのかをこの目で見、聞きたかったので早朝便で向いました。

はじめに、式典では、地震災害で亡くなられた方々に対し、黙祷を行い、西川福井県知事が挨拶に立たれ、続いて主催者を代表して東村福井市長が「災害による減災対策に全力で取り組み続ける」と述べていました。

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また福井県各市から、市長が全員出席をしておられ、60年経った今でも福井県民の方々の心には深く刻まれている災害であったことを知りました。

その後の講演では、

室崎氏の講演

室崎益輝 (関西学院大学)氏から
「福井地震から中越沖地震まで?都市の安全を考える?」
福井地震以降のわが国の地震対策の歴史を振り返りながら、克服された危険性と克服されない危険性のある事をまずおさえたうえで、克服されない危険性を克服するために、何をなすべきかを考える。そのなかから、油断大敵、用意周到、臨機応変、自律連携の4つのキーワードに代表される、「減災」の考え方に基づく、ひとづくり、ことづくり、まちづくりを展望する内容で、

川崎一朗 (京都大学防災研究所)氏から
「地震予知研究を如何に社会に生かすか?」
1995年兵庫県南部地震以降10年の間に地震学は大きく進歩したが、予知は未だに困難である。我々地震研究者としては、予知研究と並行して、現在までの地震学の研究成果を積極的に社会に発信し、社会に生かすことを考えていきたい。そのうちの1つが緊急地震速報である。講演では、アスペリティ、スロー地震、歪み集中帯、丹波山地異常地震活動、活断層評価などの研究成果などにも言及されていた。

昼休みの時間を利用して、当時の震災翌日の福井市内の様子をGHQが撮影した映像が残っており(かなり貴重なフィルムでは・・・)それを見せてくれましたが、本当に市内の建物は全壊でした。有名な大和百貨店の建物の崩壊映像も映っていました。

午後は、8項目にわたる研究発表が活発に行われ(かなり専門的な内容で理解不能に・・・)ましたが、会場内後方には、写真で当時の記録が展示されており、改めて地震の被害を感じました。

終戦後、3年というこれからやっと町並みも生活も戦争から脱却したと思った矢先の災害で、当時の市民の方々にとっては、「なんでまた・・・・わたしたちだけ」との辛い思いが伝わってきた。

それでも人々は諦めることなく、底力で一歩一歩と復興に力を注いできたからこそ、今があるのです。

よろしく!

公明党総支部大会を開催!

2008年06月25日(水)

 本日、公明党世田谷総支部大会を浜四津代表代行(参議院議員)を迎えて、世田谷区民会館大ホールにて開催しました。

会合では、冒頭、公明党世田谷区議団幹事長の諸星議員より挨拶があり、次に来年の都議選予定候補として公認決定した栗林のり子(世田谷区議会議員=2期)中嶋義雄(都議会議員=都議会公明党幹事長)が、明年の戦いに必ず勝利するとの決意の挨拶を行い、会場内は爆発的な声援に包まれました。

最後に登壇した浜四津敏子代表代行は、国会における民主党の無責任な対応や運営に対し、「国民第一ではなく、政局第一の政党。今、何をすべきかを与野党徹底して議論すべきなのに、審議拒否を続けている。こんな無責任な政党には政権は任せられない。」と述べた。

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公明党は、地方と国と唯一、ネットワークで連携できる政策実現政党であり、これからもこの強い団結力と執念で、難局と課題を乗り越えていく。と力強く語った。

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オウム真理教に対する署名活動

2008年06月24日(火)

 本日、公明党世田谷区議団は、千歳烏山駅前において「オウム真理教(現・:アレフ、ひかりの輪)に対する無差別大量殺人を行った団体の規制に関する法律の存続・強化と観察処分の期間更新を求める署名」を行いました。

我が党の高橋議員が議会のオウム問題・災害・防犯等対策特別委員会の委員長でもあり、先般の委員会でも、署名活動について議会としても会派としても全力でバックアップすべきであるとの意見でまとまった経緯もあり、今回は区議団として行いました。

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実は、現在の団体規制法は5年ごとに見直され、平成21年12月にその期限がきます。

さらには、その団体規制法に伴う「観察処分」 も3年ごとに期間更新されることになっており、その期限も平成21年1月に迫っております。

観察処分が解除されると、オウム真理教は、国からも安全な団体として認知されることになり、活動を積極的に展開する危険性があり、再び悪夢が蘇ることは間違いないのでは・・・。

烏山地域オウム真理教問題対策協議会の皆さんは、世田谷区烏山地域に居住しているオウム真理教信者の引き続いての観察処分の継続とともに、安心した暮らしを取り戻すことが目標に、長年にわたり活動を行ってこられました。

我々も世田谷区民として、地域の安全を守るため、地域住民の皆さんとともに団体規制法の更なる強化と観察処分の継続を強く求めてまいりたいと思います。

本当は、委員会として超党派で行えればいいなとは個人的には思っていますが、各議員のスケジュールなどによる調整が・・・・とのことでまだ実現には至っていません。

が、ぜひ世田谷区議会が一丸となって、この問題を取り組んでいるとの意思表示も大切だと思います。

明日、世田谷区民会館大ホールにて、公明党世田谷総支部大会が開催予定ですので、その会場内でも署名のご協力を訴えることになっています。

街頭では次回、芦花公園駅で行う予定です。

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雨にまつわるお話 その1

2008年06月22日(日)

 ここ数日、関東も含めて全国が梅雨にはいり、さらには過去最高の降水量を記録していることもあり、水害などの被害に遭われている方々へ、衷心よりお見舞い申し上げます。

 しかし、雨と人間は良い面と悪い面でも歴史的に関わりが深く、それだけ人間の生活には一体不二であると思います。

 そこで、今後「雨にまつわるお話」を折々にお伝えしていきたいと思います。

今日は、現代小説のなかの雨について一言。

小説には、風景としてはもとより、ストーリーの背景にかかわりをもつ雨も多く登場してきます。

戦後の日本における印象に残る小説の雨をいくつか・・・・。

 中里恒子の『時雨の記』では、初老を迎えた男女の静かで深い愛を、晩秋から初冬に降る時雨に託して描いている。

 物語は、さあっと降りかかって消える時雨のように、男は女を愛し病に倒れ、亡くなってしまう。

以前、2人で訪れた京都を再訪した女は、藤原定家の時雨亭があったという小倉山で、「今ひとたびの逢うことも なくてぞもみじ散りにける 時雨ぞもみじ散りにける」と歌を詠む。

 題名の時雨はこんなところからも選ばれているのかもしれませんね。

 

 藤沢周平の作品にも、雨の題名が多い。

 『驟り雨』は雨宿りしている泥棒が、近くで同じように雨を避けている母子の身の上に同情して手を差し伸べる。

 『蝉しぐれ』も幼馴染の男女二人が、それぞれ全く違った立場になりながらも、20年もの間、お互いを想うせつない姿と、しぐれ雨を見事に描いている。

 江國香織の『冷静と情熱のあいだ』も、「さわさわと耳を濡らす雨の音」「雨は信じられないこまかさで葉をふるわせ・・」などの雨の描写がある。降り続く雨は、彼女の心の風景のように静かでいて、激しい。

 こうした雨の情景と人の心を描いた小説は、美しい場面として残っている。

 

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